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心に沁みる詩

 昨日は、移動日でした。

 宮古市・山田町・釜石市・大船渡市・陸前高田市・気仙沼市に立ち寄り、お世話になった方にご挨拶をしながら200kmを移動しました。6月30日から走行距離5100km。

 数日前、宿泊地の近くにあるサトウハチロー記念館に行きました。

 石川啄木と宮沢賢治の詩は有名ですが、サトウハチローの「ふるさとに生きる ふるさとを生かす ―郷土に生きる―」も素晴らしい詩なのですが出版されいないと館の方に教えて頂きました。館内は撮影は禁止なので、許可を得て書き写しました。


■ふるさとに生きる ふるさとを生かす
 -郷土に生きる-         サトウハチロー

ふるさとに生きる 
ふるさとを生かす
ふるさとをよく知り
ふるさとと語りあう

舌ざわりのよい ふるさと
肌ざわりのやわらかい ふるさと
言葉がヒフの毛穴からしみこむ ふるさと
同じ子守唄がどこの家からもきこえる ふるさと

道ばたの小石も
石垣の間から見える蟹のハサミにも
小魚のピリッと光る尾びれにも
幼き日の思い出がつながる ふるさと

見なれた色
聞きなれた音
かぎなれた匂い
それがまじりあっているのが ふるさと ふるさと

だが ふるさとを甘えるなかれ
ふるさとはやさしく きびしく
ふるさとはなつかしく 悲しい
ふるさとは いつも うれしさと涙がある

それをみきわめて ふるさとを引き立て
ふるさとをはげまし
ふるさとのよさを押しすすめ
これがわがふるさとだと 胸がはれるふるさとにしたまえ

ふるさとをよく知り
ふるさとと語りあい
ふるさとに生きる
ふるさとは生かす


■駅前広場の歌碑   石川啄木

ふるさとの山に向ひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな


■雨ニモマケズ    宮澤賢治

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩